自分の好きな事が仕事に通じる時


私は趣味で茶道を習っています。

始めたきっかけは、中学校の部活でした。本当はバトミントン部に入りたかったのですが、当時は貧血が酷くてドクターストップがかかり断念、、。

でも何か部活を始めたかった私は、母親から勧められた茶道部の門をたたきました。

そして、その門をたたいたのは正解だったと20年経った今でも感じています。

自分の中でこんなに一つの習い事が続いたのは、初めてだったので茶道の魅力にはまってしまったのだと思います。

俗に言う「沼にはまる」ですね(笑)

茶道の最大の魅力は何と言っても「四季を感じる事が出来る」という事に尽きると思います。
茶道は四季ごとにお点前や使うお道具が変わり、目でみてはっきりと四季を感じる事が出来ます。

例えば、春には桜のお茶碗や外でお茶会をする事を想定したお点前、夏には少しでも涼を感じてもらうようグラスのお茶碗、秋には紅葉があしらわれたお道具、冬は暖を取ってもらえるようにお釜を使ったお点前など、挙げるとキリがありません!

一番大切な事は、「来て下さったお客様に喜んでもらう演出をする」という事です。
しかも、それが、これ見よがしに演出されているのではなく、さりげない所にちりばめられています。

お茶碗やお棗の絵柄もそうですが、お点前や主菓子にもお客様を大切に想う心配りがされています。

私はこれこそが、本当の「おもてなし」だと考えています。

大々的に「あなたの為にやりましたよ!」と言われると悪い気はしませんが、恐縮してしまうかもしれません。
ですが、さりげない所に心遣いがあると何だかほっこりしませんか?
仕事でも、そんな心遣いが出来るホテルマンになりたいなと考えた、今日この頃でした(*^^*)






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